強い独立精神で学生店長が奮闘する、新宿駅東南口を降りてすぐの駅近カジュアルバーLad’s Dining新宿店

こんにちは。トシン部編集部の村上です。

今日は、超炭酸ハイボールとこだわりのピザが人気の、若者でにぎわうお店Lad’s Dining新宿店にお邪魔いたします。

先日、トシン部でUONOSU~魚ノ巣~さんを紹介させていただきましたが、こちらのLad’s Dining新宿店は、橘内社長が経営するUONOSU~魚ノ巣~の姉妹店です。

なんと、店長が大学生ということで、どんな方だろうと凄く興味が湧いています。早速、伺って取材させていただくことにしました。

新宿駅東南口の階段を降りると、多くの人であふれる広場が広がります。そこは、忙しそうに電話をするサラリーマンや、デートの待ち合わせであろう若者でいっぱいです。

その広場をほんの少し進んだ先にあるビルの地下1階にLad’s Dining新宿店はありました。

ビルの階段を降りて店内に入ると、少し暗い照明にバーカウンター・・・お洒落な大人の雰囲気を持ちつつも、ふらっと寄って気軽にお酒が飲める南ヨーロッパのバルのようなカジュアルな雰囲気の店内です。

気軽に立ち寄れそうなカジュアルな雰囲気の店内
気軽に立ち寄れそうなカジュアルな雰囲気の店内

店内を見渡すと、はじめに「THE コロコロ」と書かれた黒板を発見しました。これは、1回500円でサイコロをコロコロっと転がし、その出た目で飲み物の種類が決まるという、ギャンブル的要素満載のメニューとのことです。

高級ウイスキーの響17年(定価1,400円)からお水(0円)まで、幅広いラインナップです。これは、仲間内で盛り上がれそうな面白い企画ですね。

当然、運次第ではありますが(笑)

カウンターには印象的なJIM BEAMサーバー
カウンターには印象的なJIM BEAMサーバー

入口正面にはバーカウンターがあり、右手奥にはテーブル席があります。バーカウンターには多くのウイスキーリキュール類がそろい、一人で立ち寄り一杯飲んでいくなんてこともできそうです。

様々な種類のドリンクラインナップ
様々な種類のドリンクラインナップ

年齢を言い訳にしない、25歳までに独立の夢

村上 こんにちは。本日取材をさせていただく、トシン部の村上です。

若林さん こんにちは、店長の若林です。よろしくお願いいたします。

村上 若林さんは学生でいながら店長を任されていると伺いました。学生店長ってかなり珍しいと思いますが、どんな経緯で店長になられたんですか?

若林さん いま、大学4年生なんですが、元々は普通のアルバイトスタッフだったんですよ。 22歳の時にオーナーの橘内社長と、将来についてお話する機会がありまして、その時に25歳までに飲食で独立したいという夢をお伝えしました。
そして、25歳まであと3年しかないと思うと一日でも無駄にしたくないと強く思うようになったんです。 居ても立ってもいられなくなって、橘内社長へ店長をやらせてほしいと直談判しました(笑)。
そんなとき、橘内社長は学生の”たわごと”として受け流さず、一緒に私の将来について真剣に考えてくださったんです。 そして、色々話し合った結果、有難いことに2月から店長を任せていただくことになりました。

村上 学生でありながら、責任ある立場を任されるなんてすごいですね。アルバイトスタッフから店長になったことで、一番大きく変わったことは何ですか?

若林さん まず、店長は店舗売上の数字を求められます。一言で言うとそこが一番大きく変わったことなんですけど、その数字を達成するためにはどうしたら良いかを、より深く考えるようになりました。
そして、普段の生活から経営者の目線で物事を考えるようになりました。競合店巡りをする時も、「この味と量でこの値段か、やるな。」みたいな(笑)。そして、良いと思ったことはドンドン吸収して、自分のお店に取り込むようにしています。
あとは、売上に直結する数字としてリピート率を気にするようになりました。1回来られたお客様のリピート率って意外と低いんですよ。このリピート率はお店にとってかなり重要な指標なので、また行きたいなと思える店作りに力を入れています。

村上 なるほど。そのリピート率を増やすために具体的にどういったことをされていますか?

若林さん お客様が楽しめるようなイベントを月替わりで実施してます。いつも何かしてるなと思ってもらえるように、毎月内容を変えてイベントを実施しています。
最近だと夏の青森イベントが特に盛り上がりましたね。私は青森出身なんですが、地元に帰ったときにこのイベントを思いついたんです。
青森の郷土料理や青森ハイボールをメニューとして提供しまして、飲み物に飾られた青リンゴを食べながらお酒を飲むんです。 青りんごはとてもさっぱりしているから、夏にぴったりで凄くおいしいと評判でした。そして、こんな飲み方あったのかと、青森出身の方もそうではない方にも皆さんに喜んでいただきました。
そして、お客様に気軽にお越しいただきたいので、スタッフには積極的にお客様に話しかけるように指導しています。 とにかく、コミュニケーションを大切にしているんです。もちろん、1人を楽しみたいお客様がいらっしゃることも十分に承知していますので、そんなときは鬱陶しいと思われるちょっと手前くらいで空気を読んでストップします(笑)。
大人数でもお一人様でも楽しんで盛り上がれる空間作りに力を入れています。私達スタッフも皆さんと一緒に盛り上がって、楽しくお仕事をしたいです。

青森イベントの思い出を語る若林店長
青森イベントの思い出を語る若林店長

店長就任当初の葛藤

村上 なるほど。楽しみながらお仕事をするって凄くいいですね。ご自身の思い描く理想の店作りが実現できていますね!

若林さん いえいえ、最初からうまくいったわけではないんですよ。最初は店長として思い描く理想のイメージと現実のギャップに悩み、とても苦労しました。

村上 どんなことでお悩みだったんですか?

若林さん 自分の理想のイメージを実現させようとする気持ちが強すぎて、その思いをスタッフに無理に押し付けてしまい、人間関係が悪化したことがありました。
恐らく店長になった当初、意気込みすぎちゃったんでしょうね。
スタッフは全員私よりも年上で、しかも飲食業界の経験が豊富な方ばかりなんですよ。そんな方たちに年齢も若く経験も浅い私が一方的に理想を押し付けてしまいました。
自分の理想像に近づけようとすればするほど、スタッフは反発するようになってしまったんですね。
最初は「何でみんなわかってくれないんだろう」と悩みましたが、社長に相談したり自分を冷静に見つめ直すことで色々なことに気が付くことができたんです。
自分の至らなかった点を認めて、全スタッフと一対一で直接話し合いの面談をして、自分が悪かった点を素直に謝りました。

村上 なかなかできるものではないですよね。一度生まれた溝を埋めることは大変だったと思いますが、得られたものも大きかったのではないでしょうか?

若林さん そうですね。今回の面談を通じて、みんなこの店のことが大好きだから働いてくれているんだということを再確認できました。そして、スタッフにはそれぞれ個性があり、それぞれ違った強みがあることを知ることができました。
料理が得意なスタッフには料理を、ドリンクが得意なスタッフにはドリンクを任せて、それぞれコミュニケーションを取りながら一緒に新商品の開発をしたりイベントの企画を立てたりするようにしました。
コミュニケーションの重要性について、身をもって実感できた出来事でしたね。これは自分にとって、とても良い経験になりました。

村上 なるほど。店長として大変貴重な経験をされていて本当に凄いなと思います。実際、学生さんでらっしゃるということで、お仕事と学業の両立は大変ではありませんか?

若林さん 正直、大変です(笑)。
店長になって色々考えなくてはいけないことも増えて、一度は学校をやめようかなと考えたこともありました。 でも、大学に通わせてくれた青森の両親のことを考えると、やっぱり大学をしっかりと卒業するべきだと思ったんですよね。一度決めたことはやり遂げたいと、考えを改めたんです。

店内の専用機でつくられるポップコーン
店内の専用機でつくられるポップコーン

率直に言って凄いと感じました。若き店長から、並々ならぬ情熱と強い意思を感じ取られます。こういう強い思いがある人が、きっとビジネスで成功するんだろうなと思いました。
そんな思いに更ける中、ポンッポンッ弾ける音香ばしいバターの香りが漂ってきました。思わずその香りの方に目を向けると、お祭りでよく見かける専用機でポップコーンが作られている様子が伺えます。
香ばしい香りのする熱々のポップコーン・・・これ、絶対美味しいやつじゃん!なんて思いつつ、取材は続きます。

お客様同士が繋がれる温かいお店に向けて

村上 ご友人やご家族は若林さんが店長をしていることを知っているんですか?

若林さん はい。お陰様で、みんなが応援してくれてます。
大変なことばかりですけど、友人に恵まれてとても順調だと感じています。 友達はみんな学生ですが、サークルやイベントの打ち上げなどで、この店を利用してくれるんですよね。これは素直に嬉しいと思っています。

特製の石窯オーブンで焼き上げるピザ
特製の石窯オーブンで焼き上げるピザ

村上 なるほど。持つべきものは友ですね。今後どのようなお店にしていきたいですか?

若林さん もっと、お客様同士が繋がれるようなお店にしていきたいです。
初対面のお客様同士であっても席と席を繋げて、一緒に楽しめるようなお店が良いですね。一人でも気軽に来れて、友人に紹介したくなるような温かい空間を作りたいです。
そのためには、スタッフ自身が働いていて楽しいと感じることが必要だと思っています。お客様もスタッフも全員が楽しいと思えるようにしたいんです。


終始笑顔で取材に応じていただいた若林さん。仕事が休みの日もお店に顔を出してしまうとおっしゃっていて、若林さんのLad’s Dining愛を強く感じ取ることができました。


写真映えするかわいいバケツに盛り付けられた人気メニュー 各種590円
写真映えするかわいいバケツに盛り付けられた人気メニュー 各種590円
20名様以上からパーティーなどの貸し切りにも対応
20名様以上からパーティーなどの貸し切りにも対応

まとめ

若林さんは、人と人とが繋がる楽しいお店を理想とされています。自分の理想へ向けてまっすぐ行動することはなかなかできることではありません。

学生であることや年齢が若いことを理由に言い訳をせず、夢のために店長になりたいと志願した姿勢、素直に尊敬できます。25歳での独立、心より応援してます!

学生としてまた店長としてお忙しい中、取材させていただきありがとうございました。

今回取材させていただいたLad’s Dining新宿店は、新宿駅東南口から徒歩30秒、新宿駅東南口の目の前です。近くにお越しの際には気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?きっと暖かい笑顔で迎えてくれるはずです。


Lat’s Dining 新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-35-7 さんらくビル B1F
公式サイト:https://ladsdining.owst.jp/

執筆 / 写真 村上 弘樹

ABOUTこの記事を書いた人

村上 弘樹

村上 弘樹

2018年4月入社のライター。ジャンクフードがすき。ちょっと遠くまで散歩することがマイブーム。トシン部ではインタビュー、記事を担当。

この記事のエリア
この記事のタグ
トシン部編集部
トシン部編集部編集者

トシン部編集部です。お部屋探しのポイントや、街や住まいの情報を発信しています。